Case Study

モザンビークにおけるアルミ製錬事業

2001年6月4日

プロジェクト概要

 
  • 事業主体:モザール社
  • 所在地:モザンビーク共和国  マプト近郊
  • 調印年月:1998年6月、2001年6月
  •  スポンサー:BHPビリトン、モザンビーク政府、三菱商事、南アフリカ開発公社
  • 参加公的機関:CDC、DEG、DBSA、EIB、EDC 、JBIC、MIGA、 PROPARCO、SAECA

 

投融資の概要

本プロジェクトは、三菱商事がモザンビーク政府、BHPビリトン社および南アフリカ開発公社との共同出資により、アルミ精錬会社を設立したものです。

IFCは、1998年にモザール社との間で、それぞれ5,500万ドル、6,500万ドルを上限とする融資(Aローン)、および劣後ローン(Cローン)契約に調印。さらに2001年6月には、精錬所の拡張のため2,500万ドルの融資契約に調印しました。

モザール社は、世界最大規模(年産約56万トン)のアルミ精錬所として、経済成長の原動力となりました。モザンビークは、わずか10年で年率約6%の経済成長を記録し、「モザンビークの奇跡」と呼ばれる経済復興を遂げました。

本事業は、日本企業によるアフリカのアルミニウム製錬事業への初めての投資案件です。

 

日本企業との協働案件

太平洋セメント、三菱マテリアル/1998年

ベトナム:セメント事業