2026年10月13日、ワシントンD.C./チューリッヒ — 世界銀行グループの一員で民間セクターに特化した国際金融公社(IFC)と、シュローダー・グループの一員で世界有数のインパクト投資運用会社であるブルーオーチャード・ファイナンス・リミテッド(ブルーオーチャード)は、新興国市場への機関投資家の長期的な資金の呼び込みに向けて連携することで合意しました。本連携を通じ、これまで民間投資の動員が困難だった地域において、雇用創出と経済機会の拡大を後押しします。
本イニシアティブは、プライベートデットの投資ビークルを通じて展開され、最大20億ドルの投資コミットメントの確保を目指しています。初回クロージングでは、東京海上グループがアンカー投資家として3億ドルを投資します。
同投資ビークルはエバーグリーン型で、投資家は出資及び所定の期間内での償還申請を継続的に行うことができます。資金は、新たな投資に再投資され、繰り返し活用されます。同ビークルは、年金基金、保険会社、政府系ファンドなどを含む、プライベート・クレジットへの長期的なエクスポージャーを求める投資家向けに設計されています。
「新興国市場の開発のためには数兆ドル規模の投資が必要であり、公的資金だけでは到底賄いきれません」と、IFCのマクタール・ディオップ長官は述べています。「ブルーオーチャード及び東京海上グループと取り組む本イニシアティブは、資金が最も必要とされる地域で、雇用創出や機会拡大、人々の生活向上をもたらす企業に、機関投資家の資金を拡張可能な形でつなぐ仕組みを構築するものです。」
「機関投資家の間では、新興国市場におけるリターンや分散効果も得られるプライベート・クレジットへの長期的な投資機会に対する需要が高まっています」と、ブルーオーチャードのCEOであるマイケル・ウェラ氏は述べています。「25年に及ぶ新興国市場での投資経験と分散された強靱なポートフォリオを有する当社は、この実績を生かして大規模展開が可能な投資機会を提供するとともに、意義あるインパクトを生み出す分野に資金を振り向けることが可能です。」
IFCは、ブルーオーチャードに加え、長年にわたり新興国市場での民間資本動員に向けIFCの活動を支えてくれた東京海上グループとともに、本イニシアティブを立ち上げることが出来たことを大変うれしく思います。
「今回の投資は、東京海上グループとIFCの長年にわたるパートナーシップを発展させるものです。IFCの案件組成力と、ブルーオーチャードの25年に及ぶ新興国市場での幅広いデット・ポートフォリオの運用実績が組み合わさることで、従来、機関投資家には投資が難しかったプライベート・クレジット分野へのアクセスが大きく広がります。今回の投資を通じ、IFC及びブルーオーチャードとの連携を一層深めることができ、大変うれしく思います。また、新興国における持続可能で強靱な経済成長と雇用創出を後押しする本イニシアティブに、当社が機関投資家として長期的な資金を提供できることを誇りに思います」と、東京海上ホールディングスのグループCEOである小池昌洋氏は述べています。
新興国市場のデットのファンダメンタルズは、規制環境の改善やガバナンスの強化、デフォルト率の低下に支えられ、過去20年間で大きく改善してきました。こうした中、本投資ビークルは機関投資家が新興国市場のクレジットに適時かつ効率的に資金を配分し、エクスポージャーを拡大するための手段となります。
本投資ビークルは、IFCの協調融資運用ポートフォリオ・プログラム(MCPP)を、より幅広い投資家層に対応する次世代のモデルへと発展させるものです。2013年に立ち上げられたMCPPは、255億ドル超の規模を持つIFCの主力のシンジケーション・プラットフォームです。パートナーに対し、IFCとの商業ベースでの共同投資を通じて、新興国の質の高い融資債権に投資する機会を提供しています。
IFCについて
世界銀行グループの一員であるIFCは、新興市場の民間セクターに特化した世界最大規模の国際開発機関です。途上国で市場と機会を創出するため、IFCは持てる資金、知見そして影響力を活かし、世界100カ国以上で活動しています。2025年度、IFCは途上国の民間企業と金融機関に対し、過去最高となる717億米ドルの投融資を承認し、居住可能な地球において貧困のない世界の実現に向け、民間セクターによる解決策の活用や民間資金の動員に取り組んでいます。詳細は、www.ifc.orgをご覧ください。
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ブルーオーチャード・ファイナンス・リミテッドについて
ブルーオーチャードは、世界有数のインパクト投資運用会社として、経済的リターンを生み出すとともに、測定可能な社会・環境面の成果を実現してきました。2001年に国連のイニシアティブの一環として設立され、特に新興市場とフロンティア市場に重点を置き、インパクト投資のパイオニアとして歩んできました。当社は20年以上の経験、世界規模の事業展開、現地に関する深い専門知識を生かし、機関投資家、民間投資家及び公的投資家のニーズを満たす幅広いインパクト投資戦略を提供しています。こうしたソリューションを通じ、成長著しい市場への投資機会を提供しながら、雇用創出と持続可能な経済発展を支援しています。これまでに100カ国を超える国々で数十億ドルの投資を行い、サービスが十分に行き届いていない数百万の零細・中小企業を支援してきました。200年以上の歴史を持つ世界的な資産運用会社シュローダーの一員として、ブルーオーチャードは、インパクト投資に関する専門的な運用能力と、機関投資家が求める水準の業務基盤及びガバナンスを兼ね備えています。詳細は、www.blueorchard.comをご覧ください。
東京海上グループについて
東京海上グループは保険とリスク管理の分野で世界最大級の規模を誇り、日本及び世界56の国・地域に広がるネットワークと6万5,000人を超える従業員を擁しています。150年近い歴史と、革新と専門性を育む長年の企業文化を基盤とし、使命感と社会的責任に根差したビジネスモデルによって、より良い社会に向けた確かな変化をもたらしてきました。世界各地で多様な保険事業とソリューション事業を展開し、お客様や地域社会の次の一歩を支える安心を提供しながら、より強靱な社会とより良い明日の実現に取り組んでいます。
主要なグループ会社には、日本を代表する損害保険会社である東京海上日動火災保険株式会社(TMNF)及び米国に本社を置く大手スペシャルティ保険グループであるHCCインシュアランス・ホールディングス社(TMHCC)が含まれます。
重要事項
マーケティング資料。投資元本を失うリスクがあります。
本資料に含まれる情報はブルーオーチャード・ファイナンス・リミテッドに帰属するものであり、受領者は、BOFの明示的な書面による同意なく、これを再配布又は複製することはできません。本資料に記載された情報は、シュローダー・グループの一員であるブルーオーチャード・ファイナンス・リミテッド(以下「BOF」)が作成したものです。過去の運用実績は将来の運用実績を示すものではなく、同様の実績が再現されるとは限りません。投資の価値及び投資から得られる収益は、上昇することもあれば下落することもあり、投資家は当初投資した金額を回収できない場合があります。為替レートの変動により、海外投資の価値が上昇又は下落する場合があります。本資料にはBOF独自の見解及び意見が示されており、これらは予告なく変更される場合があります。企業、商品及び運用者への言及は、例示のみを目的とするものです。本資料は、いかなる金融商品の購入又は売却の申込み若しくは勧誘を意図するものではなく、会計、法律又は税務に関する助言として依拠すべきものではありません。本資料に記載された情報は信頼できるものと考えられていますが、BOFはその完全性又は正確性を保証するものではありません。本資料に含まれるデータはBOFが入手したものであり、独立した検証が必要です。第三者データは、データ提供者が所有するか、利用許諾を受けているものであり、データ提供者の同意なく、複製、抽出又はその他の目的で使用することはできません。BOF及びデータ提供者はいずれも、第三者データに関連して一切の責任を負いません。第三者による個別の免責事項がある場合、その条件は、www.blueorchard.com/legal-documents/ の「Important Information」セクションに記載されています。本資料には、予測又は見通しなどの「将来予想に関する」情報が含まれる場合があります。このような情報は将来の運用実績を保証するものではなく、いかなる予測又は見通しについても、その実現が保証されるものではありません。
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