2026年9月29日、米国・マイアミ — 世界有数の総合金融機関である株式会社みずほフィナンシャルグループ(NYSE:MFG)の傘下で銀行業務を担う株式会社みずほ銀行と、世界銀行グループの一員として民間セクターに特化した国際金融公社(IFC)は、アジア太平洋市場のサプライヤー及びディストリビューターのサプライチェーン・ファイナンスへのアクセスを拡大するため、10億ドル規模のリスク分担ファシリティの立上げを発表しました。
マイアミで開催中のSibos 2026での調印式をもって正式に発表された本パートナーシップは、IFCの開発金融に関する専門性とリスク負担能力、みずほの国際貿易金融プラットフォーム及びグローバルな法人顧客ネットワークを組み合わせるものです。本ファシリティの下、IFCは今後3年間にわたり、買掛金ファイナンス、売掛金ファイナンス、船積前金融プログラムなど、サプライチェーン・ファイナンスの各種金融商品から成るポートフォリオについて、最大5億ドルのリスク分担を行います。
本ファシリティは、アジア太平洋市場において、中小企業を中心とするサプライヤーやディストリビューターが直面する、運転資金の確保をめぐる継続的な制約の解消を支援します。サプライチェーン・ファイナンスを活用することで、企業はバイヤーの信用力を活用した資金調達が可能となり、生産に必要な資金の確保、事業の拡大、雇用の創出につながると見込まれています。
「グローバル・サプライチェーンは、モノ、サービス、貿易の流れを支えるサプライヤー及びディストリビューターの強さと強靱性にかかっています」と、みずほ銀行グローバルトランザクションバンキングユニット・ヘッドの正本健氏は述べています。「IFCとの本パートナーシップは、当行のグローバルな貿易金融機能を活用して、顧客とそのサプライチェーン・エコシステムを支援するという、みずほのコミットメントを強化するものです。IFCによるリスク分担支援とともに、当行は資金供給能力を拡大し、新興市場のより多くの企業が自信を持って事業を運営し、需要に対応し、持続可能に成長するために必要な運転資金にアクセスできるように支援していきます。」
本ファシリティは、IFCのグローバル・サプライチェーン・ファイナンス(GSCF)プログラムを通じて組成されました。同プログラムは2023年の開始以来、38億ドルを超えるサプライヤーファイナンス取引を支援してきました。
「運転資金へのアクセスは、企業の取引や成長、雇用創出を後押しする最も有効な手段の一つです。みずほのような金融機関と連携することで、IFCは民間セクター向け資金を大規模に動員し、サプライチェーンを支え、アジア太平洋地域をはじめとする各地域で雇用を支えるサプライヤー及びディストリビューターに資金を届けていきます。本ファシリティは、開発金融機関と商業銀行が戦略的にリスクを分担することで、最も必要とする企業に通常では届かない資本を届けられることを示しています」と、IFC貿易及びサプライチェーン・ファイナンス担当グローバル・ディレクターのナタリー・ルワは述べています。
サプライチェーン・ファイナンスは、バイヤーとサプライヤーの間の資金の流れを円滑にする上で重要な役割を果たしています。対象となるサプライヤーは、承認済みの請求書をもとに代金を早期に受け取ることができ、商品やサービスの提供から代金回収までの期間を短縮できます。また、ディストリビューターにとっても、資金調達は在庫の確保や事業の継続を支えるもので、特に市場の変動が激しい時期や支払いまでの期間が長期化する場合には、特に重要となります。
本パートナーシップは、貿易エコシステムの強化と金融アクセスの拡大に向け、規模の拡大が可能で市場原理に基づくソリューションを構築するという、みずほとIFCの共通のコミットメントを反映したものです。みずほのサプライチェーン・ファイナンスのポートフォリオを通じて企業への資金供給を支え、新興市場において多国籍バイヤー、現地のサプライヤー及びディストリビューター間の取引関係を強化していきます。
※本リリースは参考和訳です。原文(英語)との間に相違がある場合は、原文が優先されます。
みずほフィナンシャルグループについて
みずほフィナンシャルグループは、世界でも最大級の総合金融機関の一つであり、約6万5,000人の従業員、150年以上の銀行業務の経験、約226兆円の連結総資産を有しています。日本全国のネットワークと日本最大級の顧客基盤の一つに加え、世界120カ国以上の金融・ビジネスの中心地に広がるグローバルネットワークを有しています。みずほは、日本の金融史において最大級かつ大きな影響力を持った金融機関のいくつかをルーツに持ち、1世紀以上にわたり、顧客の成長を支えてきました。財務力、専門性、顧客重視の価値観、揺るぎない支援により、みずほは信頼できる銀行パートナーとなっています。総合金融グループとして、幅広い業界及び地域市場に関する専門性、広範な地理的展開、包括的なファイナンス及びアドバイザリー・ソリューションを組み合わせて提供しています。サービスには、コーポレート・ファイナンス、シンジケートローン、プロジェクト・ファイナンスが含まれ、ローン市場及び債券市場を対象として、業界及び顧客双方のニーズに対応しています。
IFCについて
世界銀行グループの一員であるIFCは、新興市場の民間セクターに特化した世界最大規模の国際開発機関です。途上国で市場と機会を創出するため、IFCは持てる資金、知見そして影響力を活かし、世界100カ国以上で活動しています。2025年度、IFCは途上国の民間企業と金融機関に対し、過去最高となる717億米ドルの投融資を承認し、居住可能な地球において貧困のない世界の実現に向け、民間セクターによる解決策の活用や民間資金の動員に取り組んでいます。
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