JICAとの協調融資案件

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IFCは、日本の開発金融機関と共同投融資案件の発掘・案件の遂行に尽力しています

IFCと国際協力機構(JICA)は、2015年4月18日に基本協力協定(Master Cooperation Agreement)によって、協調融資案件における協働プロセスを取り決め、融資の迅速化・効率化を図ってきました。2017年5月には、途上国における開発効果の高いプロジェクトに対して、今後5年間で15億ドルを目標に協調して投融資を行うための業務協力にかかる覚書を締結しました。これまでに6件の協調融資案件に調印しています。

メキシコの太陽光発電

  • IFCは、2019年11月にメキシコでの太陽光発電所建設支援のために、同国エネルギー大手、イエノバ社(Infraestructura Energetica Nova, S.A.B.de C.V.)に対し、北米開発銀行(NADB)と共に協調融資で合意。
  • 2020年3月には、JICAも協調融資に加わり、最大1億ドルの融資契約を締結することで合意。
  • 同社への協調融資額は、IFCとNADBによる当初の2億ドルに加え、米国国際開発金融公社(DFC)の2億4,100万ドル及びJICAの1億ドルを含め、総額5億4,100万ドルに拡大。
  • イエノバ社への融資は、グリーンローン原則の認証を取得した融資案件で、JICA初のグリーンローン案件。

 

アジア・パシフィックのアグリビジネス

  • IFCは、JICAとともに、2020年4月、三菱商事が出資するシンガポールの食料・農産物事業会社Olam International Limited(Olam社)との間で、小規模農家を支援するプロジェクトに、IFCは最大1億2,000万米ドル、JICAは最大5,600万米ドルの融資を提供することで合意。
  • インドネシア、パプア・ニューギニア、東ティモール、ベトナム及びウガンダの小規模農家の市場アクセスを改善し、所得向上を目指す同プロジェクトにおいて、JICAは、インドネシアでカカオ栽培を営む小規模農家の生産拡大に資金を提供。
  • 本件は、農業分野におけるIFCとJICAの初の協調融資案件。

Photo: Olam International Limited

ブラジルの製紙・パルプ製造

  • 2019年10月、IFCは、ブラジルの製紙・パルプ製造会社であるクラビン社に対し、2億8,000万ドルを、米州開発銀行(Inter-American Development Bank:IDB)グループの米州投資開発公社(IDB Invest)は1億8,000万ドルの融資パッケージに調印。
  • 2020年3月に、JICAが7,200万ドルの協調融資に合意。
  • 本件は、邦銀含む民間金融機関8社から計35,000万ドルの資金も動員。
  • 本事業によりブラジルの製紙生産量を拡大し、グローバルな貿易を促進させるとともに、製紙・パルプ製造のバリューチェーンの改善及び雇用の促進を図る。

Photo: Klabin

過去の案件はこちらをご覧ください。