JICAとの協調融資案件

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IFCは、日本の開発金融機関と共同投融資案件の発掘・案件の遂行に尽力しています

IFCと国際協力機構(JICA)は、2015年4月18日に基本協力協定(Master Cooperation Agreement)によって、協調融資案件における協働プロセスを取り決め、融資の迅速化・効率化を図ってきました。2017年5月には、途上国における開発効果の高いプロジェクトに対して、今後5年間で15億ドルを目標に協調して投融資を行うための業務協力にかかる覚書を締結しました。これまでに3件の協調融資案件に調印しています。

バングラデシュ火力発電

  • 2016年10月に、バングラデシュの複合サイクル火力発電所建設プロジェクトへ合計1億6,500万ドルのAローン及び協調融資契約を調印。JICAはこのうち3,000万ドルの協調融資を提供
  • プロジェクトのスポンサーは、シンガポールを拠点として世界中で電力及び水道事業を手掛けているSembcorp Utilities社及びバングラデシュの国営電力会社North West Power Generation Company(NWPGCL)
  • 本発電所はバングラデシュ国内において2番目に大きい発電所となる予定

 

バングラデシュLNG (Bangladesh Excelerate Energy)

  • 2017年7月に、バングラデシュの浮体式LNG貯蔵再ガス化設備運営プロジェクトへの出資、Aローン並びに協調融資契約を調印
  • 米Excelerate Energy Limited Partnership社とIFCの設立する特別目的会社 (SPC) を通じて、バングラデシュ南東部のモヘシュカリ沖合における洋上設備、港湾業務、浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(Floating Storage and Regasification Unit、FSRU)の用船契約を含む、液化天然ガス(LNG)の洋上輸入ターミナルの建設・運営が行われる

ヨルダン太陽光発電事業 (Masdar Jordan)

  • 2017年12月にヨルダンで最大規模となる太陽光発電所整備事業への1億8,800万ドルを上限とするAローン及び協調融資契約を調印
  • 本プロジェクトは、拡大する難民危機を一因として増加するヨルダンのエネルギー需要に対して、再生可能エネルギー事業への投資を推進する一連の取り組み
  • 本プロジェクトは、Abu Dhabi Future Energy Company (マスダール社)がアンマン東部に位置する248MW太陽光発電所の開発、資金調達、建設、運営推持管理を行うもので、発電される電力は20年間の電力購入契約の基づきヨルダン国営電力会社(NEPCO)が購入する予定。マスダール社は、2006年にアブダビ政府が設立した再生可能エネルギーに特化した営利企業で、アブダビ政府系の投資会社であるMubadala Investment Companyの完全子会社
  • 本プロジェクトの融資パッケージは、IFCの自己勘定による5,400万ドルに加え、その他のシニアレンダーからの協調融資1億3,400万ドルで組成。その他のレンダーには、パラレル・レンダーとして、JICA、石油輸出国機構国際開発基金(OFID)、ドイツ投資開発公社(DEG)、IFC Bレンダーとしてオランダ開発金融公庫(FMO)と欧州アラブ銀行が参画