持続可能な開発目標の実現に向けたIFCの貢献

世界銀行グループ(WBG)の一員として、IFCは、2030年までに極度の貧困を撲滅し、繁栄の共有を促進するという、SDGsに沿った2つの目標を掲げています。IFCは、投融資とアドバイザリー・サービス を通じて、持続可能で包摂的な経済成長の基礎となる民間部門にソリューションを提供しています。

SDG1「貧困をなくそう」とSDG10「人や国の不平等をなくそう」は、IFCの2つの目標そのものです。戦略的分野としては、SDG2、3、4、6、7、9に関連するインフラ、農業、金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)、保健医療および教育分野に対し、IFCは投融資やアドバイザリー業務を推進しています。IFCは、複数のセクターや地域を超えて、雇用の創出と経済成長、性差のない平等、環境と社会の持続可能性、気候変動への適応と軽減の推進に取り組んでおり、これはSDG5、8、12、13に沿うものです。さらにIFCは、SDG17にもある、新たな民間資金を呼び込み民間投資家との関係強化に力を入れてきています。

野心的なSDGsを実現するためには、公的セクターの限られた資金を大切にしつつ、民間部門の果たす役割を拡げ、民間資金を活用する必要があります。IFCは、世界銀行や多数国間投資保証機関(MIGA)の協力の下、開発における民間部門のソリューションを提供し、SDGsの実現に貢献する民間投資が可能となる市場の創出に注力しています。

2019年暦年に、IFCは新興国の550万人の学生に教育機会と5,530万人の患者に治療を受ける機会を、そして、中小企業に総額4,067億ドルの融資を提供しました。