市場を拓き、機会を創る - IFCは、途上国の民間セクターと協力し、万人のための機会創出に取り組んでいます。

IFCは、これまで60年以上にわたり、市場を拓き、民間セクターの発展を率いてきました。1980年代には、アセットクラスとしての新興国市場債券を発行し、1990年代には、旧共産主義国における民間市場の構築を支援しました。最近では、グリーンボンドの組成や競争的な電力や通信市場の強化を支援しています。

IFCは、中長期的な戦略を示した「IFC 3.0」の中で、IDA国や脆弱・紛争後国といった、民間資金動員が最も困難な地域における業務を拡大し、市場の開拓にむけてより計画的で組織的なアプローチを導入することとしました。

民間優先の原則(カスケード・アプローチ)

市場を開拓し、限られた開発資金を最大限活用するため、世界銀行グループ全体として、各機関がより密接に連携するアプローチを取っています。これは、以下の図に示す通り、第一に民間セクターによる開発課題へのソリューションが好ましく、また有効であると判断される場合には、これを適用し、公的資金は、他の選択肢が最善だと考えられない場合に限り、プロジェクトに活用するというものです。

このアプローチの下、IFCは以下のツールを活用し、とりわけIDA適格国や脆弱・紛争後国で市場を開拓し、民間資金を動員することで、開発資金に関する「From Billions to Trillions(数十億ドルから数兆ドルへ)」において、重要な役割を果たしていきます。

また、IFCは、革新的なビジネス・モデルの複製可能な成功例を示し、さらなる効率化やコスト削減、値下げ、市場への新規参入を通じて競争力の強化を促し、活気ある民間部門の持続可能な開発と成長を実現させるために事業規制の枠組みを改善し、新たな市場機会を切り拓く能力やスキルを育成するなど、いくつかの方法で市場の創造に貢献しています。そうすることにより、IFCは自己資金の提供だけでは実現できないインパクトを実現しています。

IDA19IFC-MIGA民間セクターウィンドウ(IDA19 Privates Sector Window)
リスク緩和ファシリティ、ブレンドファイナンスファシリティ、現地通貨建てファシリティ及びMIGA保証ファシリティの4つの制度により、IDA適格国や脆弱国におけるプロジェクトのリスクを緩和し、民間セクターを支援

市場創出アドバイザリーウィンドウ(Creating Markets Advisory Window (CMAW))
IDA適格国、脆弱・紛争後国におけるプロジェクトのパイプライン作成と市場開拓の初期段階支援

開発効果測定フレームワーク(Anticipated Impact Measurement and Monitoring (AIMM))
プロジェクトの開発効果を事前にプロジェクトレベル及び市場レベルで測定し、より開発効果の高いプロジェクトを選定

より詳しい情報は、以下をご覧ください。