包括的日本信託基金 (CJTF)

Share this page
Share this page

包括的日本信託基金(CJTF)は、国際金融公社(IFC)による地域的・世界的なアドバイザリー・プログラムを支援するため1995年に設立され、日本とIFCが戦略的に重要と判断した領域における、強力かつ広範囲な開発インパクトが期待できるプロジェクト活動を中心に支援を行っています。設立から2018年12月31日までの間に調印された、日本政府からCJTFへの拠出額は、1億9,650万米ドルとなっており、現在実施中の承認済み支援額は、1億960万米ドルとなっています。

 

CJTFによる支援は、下記の5つの支援枠を通じて行われます。

  • 技術支援信託基金(TATF)
  • CJTF標準基金
  • 第5回アフリカ開発会議(TICAD V)プログラム
  • 質 の高いインフラ(QI)
  • 振替支援枠

CJTFポートフォリオの概要

上記5つの支援枠に基づき、2018年12月末時点で、71の子ファンド(TFs)を通じ、アドバイザリー・サービスが実施されています。2018年には、20件の新規案件が承認されました。

  • TATF支援枠は開発途上国の企業や政府に中短期的なアドバイザリー・サービス(AS)を提供するコンサルタントを雇用し、民間部門の成長を促す目的で創設され、2018年12月末時点で、CJTFのアクティブ・ポートフォリオの5%を占めており、6件のプロジェクトを実施しています。
  • CJTF標準基金支援枠は、CJTFに基づく地域プロジェクトと世界的プロジェクトへの財政支援の中心的な役割を担っています。2018年12月末時点で、この支援枠に基づき37のTFsが実施されており、CJTFのアクティブ・ポートフォリオの35%を占めています。2018年には、この支援枠において、10件の新規案件が承認されました。
  • TICAD支援枠はアフリカの中小企業を支援することを目的としています。2018年12月末時点で、この支援枠に基づきアフリカ各地で21のTFsが実施されており、CJTFのアクティブ・ポートフォリオの26%を占めています。2018年には、この支援枠において7件の新規案件が承認されました。
  • 2016年8月に設立された質の高いインフラ(QI)支援枠は、インフラ・プロジェクトの開発を妨げている課題に対処し、インフラ・プロジェクトの質を改善し、革新的なアプローチの導入を通じてエネルギー、水道、インフラへのアクセスを向上することを目的としています。2018年12月末時点で、この支援枠に基づき8のTFsが実施されており、CJTFのアクティブ・ポートフォリオの6%を占めています。2018年には、この支援枠において、4件の新規案件が承認されました。
  • 振替資金支援枠を通じた現在実施中の投融資プログラムは、世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)による投融資と、TICADの割当に基づくリスク共有プロジェクト(サントメ・プリンシペ国際銀行)の2つとなっています。

案件例:IFCがモーリタニアにおける投資環境の改善と起業を推進(プレスリリース)