包括的日本信託基金 (CJTF)

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包括的日本信託基金(CJTF)は、国際金融公社(IFC)による地域的・世界的なアドバイザリー・プログラムを支援するため1995年に設立され、日本とIFCが戦略的に重要と判断した領域における、強力かつ広範囲な開発インパクトが期待できるプロジェクト活動を中心に支援を行っています。設立から2017年12月31日までの間に調印された、日本政府からCJTFへの拠出額は、1億8,823万米ドルとなっており、現在実施中の承認済み支援額は、1億180万米ドルとなっています。

 

CJTFによる支援は、下記の5つの支援枠を通じて行われます。

  • 技術支援信託基金(TATF)
  • CJTF標準基金
  • 第5回アフリカ開発会議(TICAD V)プログラム
  • 質 の高いインフラ(QI)
  • 振替支援枠

CJTFポートフォリオの概要

2017年には上記の5つの支援枠に基づき、61の子ファンド(TFs)に よるアドバイザリー・サービスが実施され、さらにCJTFからの振替による資金援助を受け、2つの投融資プログラムを実施しました。

  • TATF支援枠は開発途上国の企業や政府に中短期的なアドバイザリー・サービス(AS)を提供するコンサルタントを雇用し、民間部門の成長を促す目的で創設され、2017年12月31日現在、CJTFのアクティブ・ポートフォリオの7%を占めており、現在実施中のプロジェクトは9つの子ファンドとなっています。
  • CJTF標準基金支援枠は、CJTFに基づく地域プロジェクトと世界的プロジェクトへの財政支援の中心的な役割を担っており、当報告期間にはこの支援枠に基づき32の子ファンドが実施され、現在実施中のプロジェクト/プログラムに対するCJTFの資金割当総額の34%を占めています。
  • TICAD支援枠はアフリカの中小企業を支援することを目的としています。2017年には、この支援枠はCJTFに基づくアクティブ・ポートフォリオの25%を占め、アフリカ各地で16のプロジェクト/プログラムを支援しました。
  • 質の高いインフラ(QI)支援枠は、インフラ・プロジェクトの開発を妨げている課題に対処し、インフラ・プロジェクトの質を改善し、革新的なアプローチの導入を通じてエネルギー、水道、インフラへのアクセスを向上することを目的としており、2017年12月31日現在、CJFT資金割当総額の4%を占めています。
  • 振替資金支援枠を通じた現在実施中の投融資プログラムは、世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)による投融資と、TICADの割当に基づくリスク共有プロジェクト(サントメ・プリンシペ国際銀行)の2つとなっています。

案件例:IFCがモーリタニアにおける投資環境の改善と起業を推進(プレスリリース)