IFCは、トルコのFIBAグループのルーマニア子会社であるFinansbank Romania S.A.へ約40百万ユーロの融資を行います。これにより、従来、長期の融資を受けることが難しかった中小企業への同行の貸付能力を強化します。IFCの融資は期間7年の20百万ユーロの部分と追加的なルーマニア通貨建てのトランシェから構成されています。
IFCとFinansbankはこの融資を社会・環境基準を遵守する中小企業向けのみに使用することに同意しました。
IFCはBancroft II, L.P.が率いるコンソーシアムの一部として、Tier I ゴム製自動車部品メーカーであるStandard Profilの取得に3百万ユーロの出資および15百万ユーロを融資を行いました。これにより、トルコの中規模企業が国内およびヨーロッパ圏で自動車部品企業大手に成長する支援を行います。
Standard Profilはイスタンブールを拠点とし、トルコ国内およびヨーロッパ圏の自動車部品産業では評価が高く、相当規模の企業です。IFCの投資により同社の競争力を強化し、ブルガリアへの生産拠点拡大を含め輸出を中心とした事業拡大を支援します。
IFCはボスニア・ヘルツェゴビナのノンバンクのマイクロクレジット機関であるEkonomic Kredit Insutitution(EKI)へ3百万ユーロの融資を行う契約を締結しました。EKIは低所得事業者への融資を専門としており、特に農業や住宅改築向けの融資を得意としています。当融資の内訳として、2.4百万ユーロはEKIの零細小規模企業向け融資事業に充てられ、残り60万ユーロは住居の省エネに特化した住宅改築融資プログラムに使われます。
IFCはRaiffeisen International Bank Holding AG のボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボおよびセルビアにある子会社の銀行へ35百万ユーロ(43百万米ドル相当)の長期融資を行う契約を締結しました。
IFCはボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアの子会社それぞれに15百万ユーロと15.5百万スイスフランの融資を行い、担保融資と住宅ローンや省エネプロジェクト向け融資などの新たな商品開発が可能となります。
コソボの子会社への融資は10百万ユーロで、中小企業融資と住宅ローンプログラムの開始を支援します。コソボで出現してきた住宅金融セクターの強化、ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアでの自宅購入の促進、エネルギー消費と公害の削減といった大きな開発効果が期待されます。
IFCはセルビアのNLB Continental Banka of Novi Sadへ20百万ユーロのクレジットラインを提供する契約を締結しました。これにより、同行は中小企業への融資、小口貸付、消費者金融事業を拡大します。
IFCのクレジットラインにより個人や中小企業向けの長期融資が可能となります。特に担保融資はこれまで限られた形でしか利用できませんでした。
アゼルバイジャン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンのリース産業の発展のためにIFCはスイス連邦経済省経済事務局(SECO)と共にCentral Asia Leasing Facilityの技術支援を開始しました。これはスイスが3年で2百万米ドルの資金提供をするプログラムで、民間企業の成長を促進し、融資を受けやすい環境をつくり、リース産業の発展を通じて雇用を増やすことを目的としています。
リースは民間企業の事業用資産の調達を可能にする中期の金融商品です。リース契約の際、借手の資産状況や信用履歴ではなくキャッシュフローをみるので、特に担保財産の無い新興企業や中小企業にとって有利になります。