IFCは、Volkswagen India Private Ltdに対し、インドのプネーでの自動車工場設立を支援するため、135百万ユーロの融資を行う契約を締結しました。本融資は、地元の雇用機会創出に貢献します。IFCは、自己勘定から60百万ユーロ融資する他、75百万ユーロの協調融資(Société Générale, the Bank of Mitsubishi VUFJ Ltd Singapore, DBS Bank Ltd Singapore, Fortis Bank SA/NV)が行われます。
IFCは、Commercial Bank of Ceylonによるスリランカの再生可能エネルギープロジェクトの審査および融資を支援します。IFCは、同行に対し、15百万米ドル相当のリスク共有ファシリティを提供することにより、民間セクターが気候変動に及ぼす影響を軽減するとともに、スリランカの発電能力増強を支援します。本プロジェクトに付随してIFCが行うアドバイザリー業務は、アイルランド政府、日本政府、地球環境ファシリティーからの拠出金でまかなわれ、、同行が本プロジェクト実施に必要な能力を構築することを支援する予定です。
同行は、1969年に設立され、全国に171支店を持っています。従来同行は、貿易金融等法人向け業務に重点を置いていましたが、90年代半ば以降、個人及び中小企業向け融資が拡大しています。
IFC、ラボバンクグループ、オランダ開発金融会社(FMO)、ドイツ投資開発銀行(DEG)は投資先をインドのアグリビジネスに絞った初のプライベート・エクイティ・ファンドであるIndia Agri Business Fundの設立を発表しました。この100百万米ドルのファンドは付加価値のある株式に対して投資を行い、インド農村地域の中小企業を中心とした農業セクターの成長を促すことを目的としています。オランダの金融会社ラボバンクが新ファンドの計画を練り、同ファンドの25%を提供することになっています。IFC、FMO、DEGの3者はそれぞれ20百万米ドルを提供し、残りは民間投資家からの出資を予定しています。同ファンドの投資先は、食品やアグリビジネス分野の様々なサブセクターで事業を行っている企業やコールドチェーン・ロジステックスや倉庫などの関連インフラとなっています。マネジメントはラボバンクのファンドマネジャーが担当し、最高水準のガバナンスと社会・環境基準を守って行われる予定です。
IFC理事会は、Coastal Gujarat Power LimitedのTata Mundraプロジェクトへの投資を承認しました。これによって、インド西部と北部の5つの州における電力供給の拡大が支援されます。このプロジェクトの4,000メガワットの石炭火力発電所は、工業や農業のユーザーに安価な電力を提供し、また16百万人の消費者に電気を供給すると期待されています。インドは、貧しい農村部を中心に4億人が電気のない生活をしており、今後10年で16万メガワットの電力拡大を図る必要がありますが、今回のプロジェクトはその電力不足解消の一助となるものです。なお、世界銀行グループではクリーンエネルギー投資フレームワークを通じて、発展途上国におけるエネルギーサービスへのアクセス向上と高度なエネルギー利用を推進しています。これを受け、IFCは今後3年間で再生可能エネルギーと省エネに対する投資を3倍に増やす予定です。
Standard and Poor’s、CRISILおよびKLD Research & Analyticsの3社は、S&P ESG India Indexを開始すると発表しました。これは環境・社会・ガバナンスの基準を満たすことに強くコミットしていることが、企業戦略や企業のパフォーマンスから見て取れるインデックスです。IFCの主導と支援によるこのインデックスはインド国立証券取引所に上場している大企業500社から基準を満たす企業50社を選んで構成されています。S&P ESG India Indexの詳細な選択方法とファクトシートはwww.standardandpoors.com/indicesから入手できます。