IFCはインドネシアの PT. Adaro Energy Tbkの子会社であるPT. Makmur Sejahtera Wisesaに投資して、発電所建設により同国の電力不足解消を支援します。IFCは自己勘定で25百万米ドルを提供し、Calyon, Cordiant Capital, DBS, ING Bank, KBCの5つの国際的金融機関と共にシンジケートローン96.8百万米ドルを組成しました。これにより、Makmur Sejahtera Wisesaは深刻な電力不足に悩む南カリマンタンに発電規模60メガワットの石炭火力発電所の建設が可能となります。13年間の電力購入契約により、同社はPT Adaro Indonesiaに対して確実でコスト効率の高い電力の販売が可能となります。余剰電力は国営電力会社PLNに販売して地域電力網の安定化を図る予定です。
IFCは、東南アジアで操業する独立系石油・ガス探査・生産会社 Salamander Energy PLCの資金調達を支援し、国営企業や巨大企業に支配されている市場における競争を促進します。天然ガスを豊富に保有する石油・ガス探査・生産会社である同社に50百万米ドルのローンを供与することは、クリーンな化石燃料の開発を重要視するIFCの方針に沿ったものです。今回のローンは、同社が2008~2010年の投資プログラムに充てる200百万米ドルの資金調達のファシリティに組み込まれるものです。
IFCは深川を拠点とするマイクロファイナンス機関Zhong An Creditを支援する契約を締結しました。同機関はIFCの2.5百万米ドルの転換ローンを活用して、事業を伸ばし、零細企業、これまで十分な融資を受けられなかった市場の部分を対象にしてローンの拡大を図る予定です。今回のIFCの投資によって他の投資家や現地の銀行は同機関への投資に安心感を持つことになり、長期資金の調達が期待できます。また、IFCは同機関の組織的能力を強化して事業を採算性と継続可能性を持つ形で行うための支援を行う予定です。
IFCはChindex International Inc.と提携して、中国の民間病院ネットワークのUnited Family Hospitals and Clinicsを通じ、質の高いヘルスケアサービスの拡大を図ります。IFCは25百万米ドルの担保付融資ファシリティーと普通株式10百万米ドルからなる35百万米ドルのファイナンスを提供し、United Family Hospitalsが計画している総額100百万米ドルの北京と広州の病院及び広州のクリニックの建設などの拡張プログラム資金の一部にあてます。IFCは2005年にChindexがShanghai United Family Hospitalを設立する際に64.88百万元(約8百万米ドル相当)の人民元建て融資を行っています。