IFCはフィリピンのPNOC Energy Development Corporationへ50百万米ドルの出資を行いました。これは2006年12月13日に実施される国有企業のフィリピン証券取引所での新規株式公開の一環としてのものです。これによりフィリピン政府によるエネルギーセクターの民営化を支援し、地熱エネルギーセクターの効率の改善と拡張を支援します。そして、同国が国産で再生可能なエネルギー資源の利用にむけてエネルギーミックスを改善するのを支援します。
IFCは最初の株式公開で売り出されたPNOC-EDCの普通株のうち約5%を取得しました。株式公開で調達した資金はクリーンかつ再生可能で低コストなエネルギー資源である地熱発電の開発の再生、拡大、設備投資に使われます。
これにより民間での競争が促進され、電力料金の値下げが見込まれます。
中国建設銀行(China Construction Bank Corporation) が中国の銀行として初めてIFCのグローバル・トレード・ファイナンス・プログラムに参加します。
これにより、IFCは貿易取引に関する銀行リスク保証を上限3年まで提供します。当プログラムにより、主に中規模の輸出業者に利益がもたらされることが期待され、企業がより難しい市場へ輸出を行うのを支援します。当プログラムは輸出企業が競争力のある輸出金融条件をオファーできるようにするとともに、支払の保証を提供します。
IFCはフィリピインの僻地農村への電力を供給に民間セクターが参加するのを支援しています。
IFCは貧困層が多いミンダナオ島の僻地へ新たな電力供給者を誘致するための競争プロセスの設計を支援・監督します。
同国エネルギー省とBasilan Electric Cooperative (Baselco)とSulu Electric Cooperative (Suleco) の間の覚書の調印を受けて、IFCはミンダナオ島への電力供給の民営化に参加し、これら2組合へ技術支援を行います。
IFCはインドネシアの教育セクター向上を目的とする非営利慈善団体のSampoerna Foundation と同国の大手銀行のPT Bank Internasional Indonesia Tbk(BII)と提携し、インドネシア初の学生ローンのための民間融資ファシリティーを設立しました。IFCとBIIはこのリスク・シェアリング・ファシリティーのシニアリスク・パーティシペーションにそれぞれ2.5百万米ドル相当(それぞれ10百万米ドルを上限)参加します。一方、Sampoerna Foundationはインドネシアの教育セクターへ専門知識とネットワークを提供します。BIIは資金提供者および融資管理者となります。同ファシリティーの期間は最長7年です。
モンゴルのTrade and Deveopment Bank(TDB)はIFCのグローバル・トレード・ファイナンス・プログラムへ参加しました。TDBはモンゴル初の同プログラム上の発行銀行になります。この契約により、TBDは期間3年で上限5百万米ドルまでIFCの保証を受けて、様々なトレード・ファイナンス商品を発行することが可能となります。これにより、同行の顧客の国際貿易活動により活発に融資をすることが可能となります。
IFCはSinoSpring Utility Ltdの優先株へ20百万米ドルを投資し、同社の100%子会社のTianjin Dagang New Spring Co., Ltd. 25百万米ドルを融資します。
SinoSpringは中国で海水や排水などの水処理をBOT方式やBOO方式で行うプロジェクトを開発するために設立され、同社の株主はHyflux Ltd.とRB(Labuan)Ltd.です。SinoSpringは子会社を通じて中国国内で8件の水プロジェクトを実施しています。
IFCの優先株への投資はSino Springの中国でのプロジェクトを資金的に支援し、また、IFCの融資は、急激な水不足に苦しむ天津市に水を供給するDangang New Springの海水淡水化工場を資金支援します。完成すればDangang New Springは中国で最大の海水淡水化工場になります。
IFCはIndustrial Bankに対し200百万元(25百万米ドル)のリスクシェアリング保証を提供する契約を締結しました。これにより同行が中国の中小規模エネルギー利用者への省エネ設備融資として460百万元(58百万米ドル)を融資することが可能になります。リスク保証はIFCのChina Utility-Based Energy Efficiency Finance Program (CHUEE)に基づいて提供されます。同プログラムは中国での省エネの推進、公害や温室ガス排出の削減及び中小企業貸し出しの拡大に大きな影響をあたえることが期待されています。同プログラムに対してはGlobal Environment Facilityとフィンランド貿易産業省から無償資金が拠出されています。
IFCはPT Bank Danamon Indonesia Tbk(Bank Danamon)へ最大で約1.3兆ルピア相当の現地通貨建て融資を行うことを明らかにしました。同融資はIFCが行う現地通貨建て融資では世界最大規模で、インドネシア国内での1回の取引額としては史上最大であり、その大部分は中小企業やマス・マーケットビジネス向け融資に使用されます。同銀行へ長期の現地通貨建て融資を行うことにより、マイクロファイナンスの規模の拡大と、中小企業向け融資活動の活発化が可能になります。IFCはBank Danamonに対し、為替変動をヘッジする為の通貨スワップを含むルピア・リンク融資を行うことで、同銀行は為替リスクを軽減することができます。