IFCは、Bローンと呼ばれる協調融資(シンジケートローン)を通じて、商業銀行や他の金融機関が本来ならば考慮しないようなプロジェクトに資金を拠出して、これら商業銀行や金融機関がプロジェクトに参加する機会を与えています。
この協調融資は、開発途上国に民間資本も導入しようというIFCの努力の重要な一環となっており、IFCの開発効果の拡大に役立っています。Bローンの下では、IFCが契約上、ローンの貸手となりますが、プロジェクトの商業上の信用リスクについては、参加金融機関とIFCが平等に分担することになります。
IFCのBローンに参加する金融機関は、特定の国で外国為替危機が発生したときに外貨交換を優先的に行えるなど、IFCの多国間開発機関としての地位に由来するメリットを享受することができます。また、参加銀行が途上国のプロジェクトに直接融資を行ったとき、本来ならばカントリーリスクに基づいて引当金を計上する義務が規制当局から要求されますが、場合によってはこの義務から免除されることもあります。