IFC - International Finance CorporationIFC - International Finance Corporation -- » 貧困削減、生活向上...

IFCのプロジェクト・サイクル


IFCは、開発途上国の民間セクタープロジェクトを対象に様々な金融商品を幅広く提供しています。以下のプロジェクト・サイクルは、ビジネスのアイデアがIFCの支援を受けたプロジェクトとなり、様々な段階を経てゆく過程を示したものです。

プロジェクト・サイクルの段階


IFC資金を受けるための申請

  • IFCの資金を受けるための標準申請書というものはありません。新企業の設立または既存企業の拡張を希望する企業や起業家は、内外を問わず、IFCに直接連絡を取ることができます。そのための最善の方法は、このウェブサイトの資金の申請方法をよく読んでから、投融資提案書を提出することです。
  • 提案書を受けたIFCはその予備審査を行います。これに通った場合、IFC側から詳細にわたるフィージビリティースタディか事業計画書を提出するよう要請されます。プロジェクトの審査を行うかどうかは、これに基づいて決められます。

プロジェクトの審査
  • プロジェクトの審査チームは通常、プロジェクトの所在国の金融・財政方面で豊かな専門知識をもつ投融資担当オフィサー、関連技術の専門知識を有するエンジニア、そして環境専門家で構成されています。
  • 審査チームは、プロジェクトの技術面、財政面、経済面、環境面で評価を行う責任があります。この過程には、プロジェクトの現地視察を行ったり、プロジェクトのスポンサー(事業体)との詳細にわたる討議などが含まれます。
  • その後、審査チームは本部に戻り、担当の投融資局の幹部に稟議書(推薦書)を提出します。
  • 投融資局のレベルでプロジェクトへの資金供与が承認されると、IFCの法務部が、必要に応じて外部の法律事務所と協議しながら、諸契約書の文案を作成します。
  • 未解決の問題については、借入企業や、政府、金融機関といった他の関係当事者と交渉が行われます。

プロジェクトの公示
  • 投資案がIFCの理事会で審議される前に、プロジェクトの主要項目が一般に公示されます。環境審査の文書もこのときに一緒に公開されます。

理事会での審議と承認
  • プロジェクトがIFCの理事会に提出されると、理事会はこの案件を審議します。

資金の動員
  • IFC以外にも資金が必要な場合は、他の金融機関にもプロジェクトへの投融資を行うよう働きかけます。

契約調印
  • 投融資案が理事会で承認され、当初の交渉で定められた諸規定が履行されたならば、IFCと当該企業は、契約に正式に調印します。

貸出実行(資金払込)
  • 関係当事者全員が調印した契約書の条件に基づいて、資金の貸出または払込が行われます。

プロジェクトの管理
  • 資金の貸出・払込が行われたあと、IFCの行った投融資は綿密に管理されます。IFCは定期的に運営陣と協議したり、現地企業の視察などを行います。また、投融資先の企業に対し、外部公認会計士の監査済み年次財務報告書など当該企業に重大な影響を与える要因についての情報とともに、四半期ごとに進捗報告の提出を求めます。

投融資の完了
  • 融資が全額返済されたとき、または、IFCが持株を売却して投資を終えたとき、IFCはプロジェクトへの投融資を完了したとみなし、同プロジェクトの会計簿を締めくくります。