IFCの加盟国は、総務会と理事会を通じて、そのプログラムと活動の指導に当たっています。各加盟国は総務と総務代理を一名ずつ任命します。
IFCの組織としての権限は総務会に付与されています。総務会はその大半の権限を24名の理事で構成される理事会に委譲しています。理事会に提出された案件を決定する際の議決権数は、各理事が代表する加盟国の保有株式数に比例して算出されています。
理事は、米国ワシントンDCにある世界銀行グループの本部で定期的に会合を開いています。理事会では投融資プロジェクトの検討と決定が行われるほか、戦略に関する総合的な指導をIFCの運営陣に行っています。
各理事は、常任委員会のうち少なくとも一つの委員会のメンバーでもあります。これらの委員会は、IFCの方針や手続きを詳細に検証する責任を引き受けており、理事会に課された業務の監視責任の解放に役立っています。監査委員会(Audit Committee)は、財務・リスク管理、コーポレート・ガバナンス、監視面の課題についての助言を行っています。予算委員会(Budget Committee)は、IFCのビジネスプロセス、業務運営方針、基準、予算など、世銀グループの業務のコスト効果に重大な影響を与える課題を検討しています。
開発効果委員会(Committee on Development Effectiveness)は、貧困削減の進捗状況のモニタリングを視野において、業務や方針の評価、開発効果などに的を絞っています。人事委員会(Personnel Committee)は、職員の報酬をはじめとする重要な人事方針についての助言を行っています。この他に、ガバナンス理事管理委員会(Committee on Governance and Executive Directors' Administrative Matter)があります。
ロバート・B・ゼーリックは、世界銀行グループを構成する以下の機関の総裁です。
- 国際金融公社(IFC)
- 国際復興開発銀行(IBRD)
- 国際開発協会(IDA)
- 多数国間投資保証機関(MIGA)
- 国際投資紛争解決センター(ICSID)
ウォルフォウィッツ総裁は理事会の議長でもあり、ラース・チュネル長官はIFCの通常業務の総括管理責任者となっています。