マイクロファイナンスは、貧しい人々に金融サービスを提供し、貧困と闘ううえで、極めて重要な役割を果たします。マイクロファイナンス業界は引き続き力強い業績を上げていますが、世界的な金融危機の影響で、一部のマイクロファイナンス機関は借り換えが困難な状況に陥っています。
これに対応するためにIFCとドイツ開発銀行(KfW)が立ち上げた「マイクロファイナンス強化ファシリティ(MEF)」は、設立時にIFCが1億5000万ドル、KfWが1億3000万ドルを拠出し、最高5億ドルの短期資金と中期資金を供給することが可能になります。
MEFは、最高40ヵ国の有力なマイクロファイナンス100機関余りに借り換え用の資金を提供する予定です。このファシリティの支援により、世界の多くの最貧国で暮らす6000万人もの低所得者が借入を受けられることになります。
また、この業界の大手ファンド・マネージャーであるBlue Orchard Finance、Cyrano Management、ResponsAbility Social Investmentsの3社がこのファシリティの運用管理に当たる予定です。