IFCは、民間企業及び金融機関の環境社会開発分野における、グローバルな基準の設定をリードする役割を果たしてきています。エクエーター原則 を通じた民間銀行によるIFCの社会・環境基準の採用は、金融界が開発の問題にこれまでに例を見ないほどの係わりを持ち始めることを支援するという、IFCのリーダーシップを示す重要な事例のひとつです。エクエーター原則についての詳細はエクエーター原則のホームページ をご参照ください。
エクエーター原則
- IFCの基準を元にした環境と社会のリスク管理のための任意の原則
- 1000万ドル以上のあらゆる産業分野のプロジェクトファイナンスのアドバイザリー活動に適用される
- 参加金融機関は「同原則の定めた環境・社会面の政策や手続きを遵守しようとしない、あるいは借入人が遵守できないプロジェクトには直接融資を行わない」という公約に合意している
- 各々の銀行は原則にそった政策及び手続きを定め、それらを実施している
具体的な手続き
- 同原則はIFCのスクリーニング手続きを下に、プロジェクトの環境・社会影響によってカテゴリー分類を行う
- カテゴリー分類に基づいて、借入人は適切な相手国の法律及び環境アセスメントを完成し、プロジェクトの環境・社会影響とリスクを把握することが求められる
- プロジェクトによる影響が非常に大きい、あるいは大きい場合には、借入人は緩和策あるいは適切な対応策、またモニタリング手続きについて優先順位をつけた行動計画の策定が求められる
これまでの動き
- 2003年6月に10行の民間銀行がIFCの本部でエクエーター原則を採択した
- 2006年7月には、参加銀行はIFCの新しい社会・環境の持続可能性についてのパフォーマンススタンダードを基にした新しいエクエーター原則を適用した
- 2007年9月現在、参加金融機関は54行に上り、これらは世界のプロジェクトファイナンスの85%以上を占めている